コロコロチキチキペッパーズのコント、好きな人も多いですよね。 キングオブコント2017年の優勝をはじめ、独特の世界観とテンポで多くのファンを持つコンビです。
ではそのネタ、どうやって生まれているか知っていますか? 実はコンビの分業体制が、知れば知るほど「そういうコンビだったのか」と腑に落ちる、面白い話なんです。

「ネタ全部ひとりで書いてます」って聞いて、最初は「よくある話では?」と思ったんですが、ナダルの役割を聞いて「あ、これは違う話だ」となりました。
- コロコロチキチキペッパーズのファン、またはキングオブコントが好きな人
- お笑いコンビの「舞台裏の分業」に興味がある人
- 「演じる」ということの奥深さを考えたことがある人
ネタ作りの担当は「西野100%」、これは本人たちの公言
コロコロチキチキペッパーズのネタは、すべて西野が書いています。 キングオブコントで優勝したネタも、テレビで披露するコントも、例外なく西野がひとりで作り上げています。
これは本人たちが複数のインタビューや番組で公言していることで、ファンの間では広く知られた話です。 ただ「ナダルがネタ作りに関わらない」というのは、怠けているわけでも、できないわけでもありません。
コンビとして役割を明確に分けているんです。 西野が「書く人」なら、ナダルは「完璧に演じる人」です。 西野の書いた台本を、ナダルが舞台上で完全に体現する——この分業が、コロコロチキチキペッパーズのコントの精度を支えています。
意外と勘違いしている人が多いのですが、コントにおける「演じる」という仕事は、台本を受け取ってこなすだけの受け身な作業ではありません。 西野が書いた世界観を、体・声・間・表情で立体化するのがナダルの仕事です。 そのクオリティがあってはじめて、西野の書いたネタが「笑い」になるわけです。
「書く天才」と「演じる天才」が組んだから、優勝できた
お笑いコンビのネタ作りは、一般的には「ふたりで考える」「どちらかが主導する」などさまざまなスタイルがあります。 コロコロチキチキペッパーズの場合は、役割の分離が非常に明確です。
西野のネタ作りへのこだわりは相当なもので、コントの構成・世界観・セリフの一言ひとつに至るまで、細部まで作り込むスタイルで知られています。 一方のナダルは、その完成された台本を受け取り、稽古を重ねて舞台上で再現することに全力を注ぎます。
この関係性は、映画監督と俳優の分業に近いものがあります。 監督(西野)がビジョンを描き、俳優(ナダル)がそれを表現する。 どちらが欠けても成立しない、完全な相互依存の関係です。
キングオブコント2017年の優勝は、この分業が高いレベルで機能した結果だったとも言えます。 「全部西野が書いてる」という事実は、ナダルの評価を下げる話ではなく、ふたりの役割がそれだけ特化されているという話なんです。



「書く人」と「演じる人」が完全に分かれてて、それで日本一になってるの、かなりすごい話だと思う。
💡 ちなみに:キングオブコント優勝時の「ネタのタイトル」知ってる?
コロコロチキチキペッパーズがキングオブコント2015で優勝した際のネタは「妖精」と「卓球」の2本です。
日常に少しだけ異物が紛れ込んだ設定から、じわじわとズレが積み重なっていく構成は、西野のネタ作りの真骨頂とも言われています。ひとりの書き手が緻密にコントロールした世界観を、ナダルが舞台上で完全に体現したから、審査員全員の心をつかんだわけです。
まとめ
- コロコロチキチキペッパーズのネタはすべて西野が担当(本人たちが公言)
- ナダルは「演じる専門」として、西野の作った世界観を舞台上で完全に体現する役割
- この明確な分業が、キングオブコント2017年優勝を支えた
- 「書く天才」と「演じる天才」が組み合わさることで、コントの精度が生まれている
コロコロチキチキペッパーズのコントを見るとき、「これ全部西野が書いて、ナダルが演じてる」という視点が加わると、また違う面白さが見えてきますよ。



ネタ作りゼロのナダルが、ネタの面白さに欠かせない存在というの、よく考えるとすごい話ですよね。
