
こんにちは、ルモーズのモップちゃんです!
本日は上記のお悩みを解決する記事を書きました!
毎日使うお風呂場こそ、常に清潔を保ちたいですよね。
しかし、水回りは湿気がこもりやすく、黒カビやピンク色の赤カビが発生しがち。見た目も不快なうえに、しつこい菌まで潜んでいると思うと気が滅入ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハイターやカビ取り剤などの次亜塩素を含む洗剤を使った効果的なお風呂掃除方法をまとめました。
普段のお手入れから、ガンコな黒カビ・赤カビ対策まで、初心者でも実践しやすい方法をご紹介します。
忙しい方や掃除が苦手な方にも取り入れやすい内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
お風呂場に発生するカビの正体とは?
赤カビ(ピンク色の汚れ)や黒カビなど、お風呂場のカビは数種類存在します。
カビが発生する仕組みを理解すると、的確な掃除と予防がしやすくなるもの。まずはカビの特徴をチェックしておきましょう。
赤カビの特徴
お風呂場でよく見かけるピンク色の汚れは、赤カビと呼ばれることが多いですが、正体は「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。
- 湿度の高い場所に発生しやすい
- 比較的、軽い汚れでも水アカや石けんカスに付着して繁殖
- ヌメりを伴い、見た目以上に衛生面へも影響大
赤カビはカビ取り剤のような強力洗剤だけでなく、お風呂用の弱アルカリ性や中性洗剤でも落としやすい汚れです。
ただし、放っておくと増殖しやすく、見た目が悪くなるだけでなく、雑菌も気になってきます。こまめに洗い流すのがポイントです。
黒カビの特徴
目を疑うほどしぶとい「黒カビ」は、お風呂場最大の問題児といえるでしょう。
- 壁や床の目地、シリコン部分に根を張りやすい
- ブラシでこすってもなかなか落ちにくい
- 一度根付くと短期間で再発しやすい
黒カビは菌糸が奥深くまで入り込むため、通常のブラシ洗いではなかなか除去できません。
そこで頼りになるのが次亜塩素系のカビ取り剤やハイター、カビキラーなどの塩素系漂白剤です。
根っこからカビを除去してくれるため、短時間でしっかり効果を発揮してくれます。
次亜塩素系洗剤でカビを効率的に撃退する理由
ハイターやカビキラーなど、塩素系漂白剤に含まれる「次亜塩素」は、カビ取りに非常に有効な成分です。
どうしてこれらの洗剤がカビに強いのでしょうか?そのメカニズムをざっくりと解説します。
次亜塩素酸塩がカビを分解する仕組み
次亜塩素酸塩はカビの細胞にダメージを与え、根っこの部分までしっかり浸透して殺菌します。
その結果、黒カビの頑固な汚れや色素まで分解してくれるのです。
また、赤カビにも同様に働いてくれるため、お風呂場全体のカビ予防にもってこい。
ただし、人体への影響も強く、使用時は換気・保護具着用など、安全対策が欠かせません。
塩素系洗剤を使用するときの注意点
- 酸性洗剤(クエン酸など)と混ぜない 塩素ガス発生の危険があるため、絶対に厳禁です。
- 高い位置には直接スプレーしない 顔や目に飛散するリスクを避けるため、布やスポンジに染み込ませて塗布すると安心です。
- 材質へのダメージに注意 浴槽の素材によっては色落ちや傷の原因になる場合も。事前に目立たない箇所でテストをするか、説明書に従って使用しましょう。
カビ取り剤を使ったお風呂掃除手順
ここからは、黒カビや赤カビを効果的に除去するための手順を解説します。
「次亜塩素系の洗剤は怖い」と思っている方も、基本の手順や注意点を守れば大丈夫。安全にカビを撃退しましょう。
準備と換気
- ゴム手袋、マスク、ゴーグル(メガネ)、長袖の服を用意
- 塩素系特有の強いニオイを吸わないように換気扇を回すor窓を開ける
まずは身を守る装備を整えることが最優先。刺激の強い洗剤を扱うので、肌や目に触れないよう十分ご注意ください。
カビ取り剤を塗布
- 黒カビが目立つ部分だけでなく、周辺や床全体にもまんべんなくスプレー
- 高い位置には直接スプレーせず、布やスポンジに染み込ませてから塗布
見えているカビだけでなく、その周囲や壁・床全体にも原因菌が潜んでいる可能性があります。
面倒でも広範囲に処理しておくと、中途半端に残った菌が再発生するリスクを抑えられます。
20~30分ほど放置
次亜塩素酸塩が十分に行き渡るよう、時間を置くことがポイント。カビが深く根付いた箇所にも、しっかりと効果を発揮させます。塗布後はこすらず、じっと待ちましょう。
水で洗い流す
温かいお湯で流すと塩素臭が立ち昇りやすくなるため、できれば冷たい水で洗い流すのがおすすめ。
ブラシでこすらなくても、ほとんどの汚れが落ちますが、もし気になる箇所があれば最後にサッとこすって仕上げます。
お風呂場のカビ発生を抑える予防策
せっかくカビを退治しても、湿度の高いお風呂場ではあっという間に再発してしまうことも。
日常的に少し工夫するだけでも、カビの発生頻度をグッと減らせます。
入浴後は換気を徹底
一番シンプルで効果的なのが、換気扇を回し続ける習慣です。
特に蒸し暑い季節は空気の滞留を防ぎ、時間があるときは窓を開けて風通しを良くするとさらに◎。
バスタブにお湯を張りっぱなしの場合は、蓋をして湯気が充満しないようにしましょう。

我が家もフタが完全にしまらない構造なので、洗濯用のお湯をためておくと湿気がすごいことに
水分はその日のうちに拭き取る
お風呂場の壁や床、シャンプーボトルなどに残った水滴を軽く拭き取るだけでも、カビの繁殖を抑えられます。
毎日コツコツ続けると、お風呂掃除の手間が格段にラクになります。

これは中々大変、ハウスクリーニングや家事代行でもお風呂掃除をしたあとはしっかり拭き取りを行いますが毎日週間は日々の努力ですね。
防カビグッズを活用
市販の防カビ用品(吊り下げタイプ、燻煙タイプなど)を定期的に使うのもおすすめです。
次亜塩素系ほどの強烈な消毒力ではありませんが、手軽に抑制効果を得られます。季節の変わり目や梅雨前など、タイミングを決めて導入すると効果的でしょう。
どうしても落ちない頑固なカビ汚れは、プロの力を借りるのも一つの手
忙しくてなかなか掃除に時間を割けない方や、頑固すぎる黒カビが広範囲に発生してしまった場合、「ハウスクリーニング」のプロにお任せするのも有効な選択肢です。
プロなら次亜塩素だけでなく、素材に合わせた最適な薬剤や道具を駆使してカビ取りを行います。「がんばって掃除したつもりが、またすぐに再発してしまった…」と悩むより、専門家に依頼することで安心感も高まります。
お風呂以外にもキッチンやエアコン、トイレなど、家中の水回りを一括でキレイにしてもらえるサービスもあるので、「思い切って全体的に家をリセットしたい!」という方は、ぜひ活用してみてください。
まとめ
ハイターやカビキラーなどの塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素は、お風呂場の黒カビや赤カビにとても有効です。
ピンク色の赤カビには軽めの洗剤でも効果がありますが、根深い黒カビには強力なカビ取り剤が欠かせません。
しかし、扱い方を誤ると有毒ガスが発生したり、肌や目にダメージを与えることがあるので、使用時は必ず換気・保護具の着用・使用上の注意の確認を忘れずに。
また、掃除後にしっかり乾燥&換気を行い、防カビグッズを取り入れれば、カビの生えにくい状態をキープしやすくなります。
万が一、自分だけでは落としきれないカビ汚れに悩んだら、ハウスクリーニングのプロに依頼するのもひとつの手。自分のライフスタイルに合った方法で、快適なお風呂場を保ちましょう。