
こんにちは、ルモーズのモップちゃんです!
本日は上記のお悩みを解決する記事を書きました!
「なんだかキッチンやお風呂の汚れが落ちにくい…」「油汚れがギトギトで、どんな汚れに有効な洗剤を選べばいいか迷う…」そんなお悩みはありませんか?
そこで今回は、重曹・セスキなど身近な成分にも通じていて、皮脂汚れや石鹸カス、ヌルヌル汚れまで強力に落とせる「アルカリ洗剤」について詳しくご紹介します。
普段見慣れた緑色のキッチンマジックリンも実はアルカリ性洗剤の一種。ゴム手袋をはめて頑固な汚れにアタックすれば、本格的なハウスクリーニング級の効果を実感できるかも!
アルカリ洗剤とは?その特徴と基本をおさえよう
アルカリ洗剤とは、水溶液にしたときにpHが7以上、特に8~11あたりの「弱アルカリ性」と呼ばれるものから、pHが12を超える「強アルカリ性」のものまでを指します。
油汚れや皮脂汚れ、ヌルヌルの石鹸カスなどの汚れを分解してくれる働きがあるため、キッチンやお風呂場などの水回りを中心に幅広い場面で活躍します。
テレビのお掃除の裏技紹介などでよく聞く、重曹やセスキ炭酸ソーダ(セスキ)もアルカリ性の代表的な洗浄アイテムとして多くのご家庭ですでに活用されています。

phとは、対象となる液体がアルカリ性か酸性かを示す尺度として活用されるよ!身近なところでいうと温泉などでも使われており、ヌルヌルの温泉なんかは美人の湯とも呼ばたりするよ。
弱アルカリ vs 強アルカリで使い分け
まず、アルカリ洗剤はpHの高さによって「弱アルカリ性」と「強アルカリ性」に分かれます。
数値が高いほど洗浄力が強いのですが、素材へのダメージや肌への刺激も増します。
油汚れやヌルヌル汚れは、アルカリ濃度(pH)が高いほど効果的に落とせる傾向があるため、汚れの程度や掃除する場所に合わせて使い分けましょう。
弱アルカリ性洗剤
代表例としては重曹水(pH8~9)やセスキ炭酸ソーダ(pH9~10)、かんたんマイペットがあります。
市販品では緑色のキッチンマジックリンほど強くはありませんが、軽度な油汚れや石鹸カス、皮脂汚れなどに対応しやすいです。
たとえば、電子レンジ内や洗面台、壁など比較的負担をかけたくない素材の掃除にはピッタリ。
「ちょっとベタつくな」という程度の汚れを日常的に落とすのに向いています。
強アルカリ性洗剤
キッチン用マジックリンのpHはおよそ12とされており、頑固な油汚れにかなり有効です。
換気扇やコンロ周りのガンコな油汚れ、焦げ付き、長期間放置してしまったしつこい汚れを落とす際に大活躍。
ただし、素材を傷めやすく、肌への刺激も強いため、必ずゴム手袋を使用し、換気を十分に行いながら掃除をしましょう。

強アルカリの洗剤を使ったら必ず水洗いをしたり、水拭きで仕上げをしましょう。洗剤が残ったままだとムラができたり変色してしまう可能性があるよ。
アルカリ洗剤を使うメリットと使い方のポイント
アルカリ洗剤を活用すれば、分解力を活かして油汚れや皮脂汚れ、石鹸カスなど、しつこい汚れをスッキリ落とすことができます。
ここでは具体的なメリットと、使う際のちょっとしたコツを押さえていきましょう。
油汚れやヌルヌル汚れをしっかり分解
アルカリ洗剤は、油やタンパク質を分解・乳化させる働きがあります。
キッチンのコンロ周りや換気扇、シンクのヌルヌル汚れなど、「落ちにくい…」とあきらめかけていたガンコ汚れに強力にアプローチ。
汚れ具合や掃除箇所に合わせて、弱アルカリ性や強アルカリ性を使い分けましょう。
時短で一度に汚れをスッキリ
汚れ別に洗剤を使い分けるのが面倒な方には、アルカリ洗剤が大活躍。
油汚れから皮脂汚れ、さらには水回りの石鹸カスまで対処できるので、まとめて掃除する時にも便利です。
ただし、塗装面や大理石・アルミ素材など、アルカリ性に弱い素材もあるため、対象場所の素材を事前にチェックしておきましょう。
重曹・セスキの魅力をフル活用
市販のアルカリ洗剤だけでなく、重曹やセスキも要チェック。どちらもキッチンやお風呂の掃除に向いており、コスパもバツグンです。
- 重曹
弱アルカリ性(pH8~9)で、焦げ落としや軽い油汚れなどに強く、研磨効果もあるためシンク磨き・コンロ周りのこすり洗いに最適です。 - セスキ
重曹よりややpHが高め(pH9~10)で、皮脂汚れ対策にも有効。電子レンジ内の吹きこぼれや、お風呂の湯アカ落としにも使いやすいアイテムです。
アルカリ洗剤で気をつけたいポイント

アルカリ洗剤は非常に便利な一方で、使い方を誤ると素材を傷めたり、肌荒れを起こしたりする可能性があります。
ここでは、安全かつ効果的に使うためのポイントをご紹介します。
素材の痛みと色落ちをチェック
アルカリ性は汚れを落とす力が強い一方で、塗装や天然素材を痛めることがあります。
特に木製品やアルミ、塗装面、漆器などは念のため目立たない部分でテストしてから使うのが安心です。
ゴム手袋は必須アイテム
アルカリ洗剤は肌に刺激が強いこともあり、直接触れると荒れやすくなるケースも少なくありません。
必ずゴム手袋を使用して、肌を保護するようにしましょう。
さらに換気も重要です。特に強アルカリ性洗剤を扱う場合は、マスクをしたり窓やドアを開けて十分に風を通すようにしてください。
正しく保管・安全に使用
子供やペットがいる家庭では、アルカリ洗剤を手の届かないところに保管しましょう。
重曹やセスキを容器に移し替える場合は、きちんとラベルを貼って中身をはっきりさせておくのが安心です。
おすすめの市販のアルカリ洗剤
日々の掃除をもっと安全かつ効果的に行いたいと考えている方には、「シャボンの泡」をおすすめします。
これは、家族やペットにも優しい、自然派のアルカリ洗剤です。
シャボンの泡

「シャボンの泡」は無添加石けんを基にした液体洗剤で、合成洗剤の強力な洗浄力と、安心して使える安全性を兼ね備えています。
この製品の大きな特徴は、使用時に2度拭きが不要で、拭き残りがほとんどないことです。
また、炭酸ナトリウムが配合され、消臭効果も兼ね備えているので、家の中を清潔で快適な空間に保つのに役立ちます。希釈率も自由に調整可能で、軽い皮脂汚れから頑固な油汚れ、ヌルヌルした銅汚れまで、用途に応じた使い方ができます。
さらに、無添加なので小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使用することができるのです。

シャボンの泡は厳密にいうと『合成洗剤』ではなく『無添加石けん』とのことで安心安全につかえるよ。
まとめ
アルカリ洗剤は、油汚れや皮脂汚れ、石鹸カス、ヌルヌル汚れなどの日常の頑固な汚れを効率よく落とせる強力な助っ人です。
弱アルカリ性から強アルカリ性まで種類はさまざまですが、重曹やセスキのようにナチュラルな素材でも高い洗浄力を発揮します。
しつこい油汚れにはpHが高めの洗剤を、軽い汚れにはややマイルドな洗浄力のものを選ぶなど、上手に使い分けましょう。
素材を傷めるリスクや肌荒れの可能性もあるため、ゴム手袋や換気といった基本的な対策を怠らないようにしてください。
緑色のキッチンマジックリンなど、市販のアルカリ洗剤をうまく取り入れることで、プロのハウスクリーニング級の仕上がりが目指せます。
ぜひ、今回の情報を参考に、ご自宅のお掃除をもっと快適にしてみてくださいね。